2021年7月4日日曜日

第5回 動物マスコットキャラクターを描く <Photoshop編 パート2>

前回(第4回)では、キャラクターに立体感を加えました。
マスコットキャラクターとして見せる分には、この段階で完成としても問題はありまん。

第5回のパートでは、さらに加筆&演出を加えて、よりリアル感があり印象度の高いイラストレーションへと昇華させましょう。



立体感を加えた状態




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<テクスチャーを加える> 

布・紙・土・壁・鉄・木などなど、自然または人口的なテクスチャー感(資材感)を付加することで、絵に「生気」や「暖かさみ」を加えます。
ただし、過度の演出は、そもそもの存在を壊してしまうことにもなるので、必要最低限と留めましょう。



テクスチャのある素材をレイヤーで追加した例


























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<エッジを工夫して、印象を変える>


ハードでストレートなエッジに手を加えることで、よりアナログ的な温かみが加わり、全体的な印象度が高まります。






エッジをボカシたレイヤーを重ねる


エッジにジャギーを適用
[フィルター]→[テクスチャ]→[はね]




エッジを「指先ツール」などで編集




このように、各パーツのエッジに変化を加えることで、イラストレーション全体の印象度をガラリと変化させることが可能です。
このパートでは、全体の完成後にエッジの処理をおこないましたが、本来であれば、各パーツを描画する初期段階で、テクスチャー感があるエッジで描いておきます。その後、各種のブラシを使用することで、どんな表現も可能になってきます。





以下の動画は、テクスチャー感のあるブラシを使用して、風景を描いたものです
(iPadPro + Procreate)









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<[調整レイヤー]で色調を調節する>


描画が一通り終了したら、最終的な色調節を行います。
色調節は、各レイヤーに直接施すよりも、[調整レイヤ]を利用しましょう。

Photoshopには、ざまざまな視点からの色編集機能があります。
最終的には「トーンカーブ」を使った、総合的な編集が理想ですが、
トーンカーブは慣れないと非常にわかりにくい機能です。



調整レイヤーの使用_1
調整レイヤーの使用_2





[トーンカーブ]




そこでここでは、以下の3つの色調節機能を使いましょう。

「色相・彩度・・・」
「レベル補正」
「カラーバランス」

調節する順番に規則はありませんが、
「レベル補正」→「色相」→「彩度」→「カラーバランス」の順番が理想的です。



1. 明度を調節する「レベル補正」


全体の明度を調節します。
[イメージ]→[色調補正]→[色調補正]



2. 色相・彩度を調節する「色相・彩度・・・」



色味(色相)、色の濁り具合(彩度)、明るさ(明度)を調節します。
[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度]



3. 微妙な色相を調節する「カラーバランス」



「もう少し赤味や青味を加える」などと言った、色味を調節します。
[イメージ]→[色調補正]→[カラーバランス]






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参考Tips:WEB上で絵が描けるペイントツール

 HTML5という技術を使ったペイントWEBアプリがいくつか出ています。 👉 Chrome Canvas (by Google) *利用には、Googleのアカウントが必要です。 👉 Auto Draw (by Google) 👉 MURO     👉 Harmony